Vol.005
事務所のコンバージョンの話 その5
知り合いの子にモデルになってもらって撮影会。イメージ写真を撮って使う筈だったんですが、都合によりお蔵入り。ただ、移転案内のDMに使わせてもらいました。
全体的に建物のゆがみが激しいので、床をできるだけ水平にするため、束を調整して大曳きの地面からの高さを揃えていきます。
床板を張ってしまうと電気の配線ができなくなってしまうので、この段階で電気工事を進めます。
デザインの仕事はコンピュータを使うようになってから格段に電気機器が増えている。そうじゃなかった頃も結構いろんな機械が必要でコンセントの数は多い方がいいと言っていたものですが、今はそれどころじゃない。一般家庭では考えられないぐらいのコンセントの数を配置したら、電気屋さんにいや〜な顔をされてしまったのだ。
しかし、それぐらいあっても電気機器は次第に増えてゆき、足らないと思う時期がやってくるのだろう。そう思って、余るぐらいにコンセントを配置したのだが、後にどこに付けたの分からなくなってしまうのである。壁や柱に設置するコンセントは当然、床下に配線するので床や壁を貼る前に埋設してしまわなければならない。
柱のコンセントは配線を埋めるように柱に溝を掘る。ノミを使ってね。なんか、大工仕事をしている感じ満載で気分は上々です。
そこで、電源だけではなくパソコンや電話のネットワークケーブルも配線してしまうわけですが、こちらは電話の工事業者さんと電気屋さんとでスケジュールの調整しながらの作業でした。いろいろとややこしいですね。
と、電気と言えば照明も必要ですから当然天井にも配線を。
そう、天井裏ですよ。
天井については、現存のものを生かす方向で考えていたのですが(予算上)見た目と照明のこともあり、ベニヤを張ることに。そのため、天井板を剥がすことで天井裏の配線は割と楽にできたようです。
かなり、柱を間引いたため、部分的に梁を補強することもありました。まあ、こういった作業上の便宜もあって天井板はところどころ剥がしてしまったんですけどね。(全部剥がすのも面倒なので部分的に剥がしたのですね。どうせ隠れてしまいますから)
<つづく>
事務所のコンバージョンの話 その5
前回、垂木(たるき)と書きましたが正確には根太(ねだ)ですね。(垂木は屋根の野地板の下で支える細木)基礎の上に乗っかって床を支える大曳き(おおびき)の上に渡す角材です。根太はほとんど取り払って大曳きのみになっています。ここで床のレベルを出して行きます。床を剥がすと今まで見えなかった傷みがはっきりと見えて来ます。やはり、水廻りに近い所は腐っていたりして根太が無く、床が抜ける寸前だった箇所も。
次の作業行程に移る前に、ちょっとしたイベント。
次の作業行程に移る前に、ちょっとしたイベント。
知り合いの子にモデルになってもらって撮影会。イメージ写真を撮って使う筈だったんですが、都合によりお蔵入り。ただ、移転案内のDMに使わせてもらいました。
全体的に建物のゆがみが激しいので、床をできるだけ水平にするため、束を調整して大曳きの地面からの高さを揃えていきます。
床板を張ってしまうと電気の配線ができなくなってしまうので、この段階で電気工事を進めます。
デザインの仕事はコンピュータを使うようになってから格段に電気機器が増えている。そうじゃなかった頃も結構いろんな機械が必要でコンセントの数は多い方がいいと言っていたものですが、今はそれどころじゃない。一般家庭では考えられないぐらいのコンセントの数を配置したら、電気屋さんにいや〜な顔をされてしまったのだ。
しかし、それぐらいあっても電気機器は次第に増えてゆき、足らないと思う時期がやってくるのだろう。そう思って、余るぐらいにコンセントを配置したのだが、後にどこに付けたの分からなくなってしまうのである。壁や柱に設置するコンセントは当然、床下に配線するので床や壁を貼る前に埋設してしまわなければならない。
柱のコンセントは配線を埋めるように柱に溝を掘る。ノミを使ってね。なんか、大工仕事をしている感じ満載で気分は上々です。
そこで、電源だけではなくパソコンや電話のネットワークケーブルも配線してしまうわけですが、こちらは電話の工事業者さんと電気屋さんとでスケジュールの調整しながらの作業でした。いろいろとややこしいですね。
と、電気と言えば照明も必要ですから当然天井にも配線を。
そう、天井裏ですよ。
天井については、現存のものを生かす方向で考えていたのですが(予算上)見た目と照明のこともあり、ベニヤを張ることに。そのため、天井板を剥がすことで天井裏の配線は割と楽にできたようです。
かなり、柱を間引いたため、部分的に梁を補強することもありました。まあ、こういった作業上の便宜もあって天井板はところどころ剥がしてしまったんですけどね。(全部剥がすのも面倒なので部分的に剥がしたのですね。どうせ隠れてしまいますから)